さて、今日はパンやビールをつくるのに重要な酵母について少々。
いわゆるイーストっていうものですが、ほとんどのベーカリーでは工業的に培養した酵母を使っています。各メーカーでいろいろなタイプを出していて、ものによって発酵のスピードや適正温度、製品の香りなんかが変わってきます。
工業的に培養っていっても、もともとは自然界にある酵母を選んで純粋培養したものなので天然由来のものです。それこそ土壌や腐葉土、海から採取した酵母なんかもあります。
これはビールでも同じなんですが、発酵食品であるパンをつくるということは酵母の活性がとても重要です。要素は大きく分けて栄養分(糖)、酸素、温度です。(もっとありますが難しいので省略)
これらを最適な状態にしてあげることで酵母が炭酸ガスやアミノ酸などの副生成物を効率的につくり出してくれるわけです。
パンのいい香りは小麦などの素材にプラスして、この酵母が発酵によってつくり出す成分が絡み合ってつくり出されます。
世のパン屋さんはいつも酵母のご機嫌を損なわないように細心の注意をはらってパン作りをしているんです。それこそ涙ぐましい努力です、はい。
そのパン屋さんとクラフトビール醸造家の努力の結晶、新発売「Bread Crust」。
パンのミミをつかったビールの代表作です!
Bread Crust
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