【Column】ビールをグラスに注ぐと、気分が上がる

【Column】ビールをグラスに注ぐと、気分が上がる

こんにちは、ブルワーの石井です。
寒いです。夏は「暑いです」と言っていたのにわがままですね。
今回のブログは、ビールを飲むときのグラスについて書いてみようと思います。





みなさん、ビールを飲むときにグラスに注いでいますか。瓶ビールをそのまま飲む人はあまりいないと思いますが、缶ビールはぷしゅっと開けてそのままゴクゴク、という方も多いと思います。私はクラフトビールだけでなく大手ビールも含めて必ずグラスに注ぐ、ちょっとめんどうなタイプなのですが、どうしてこうなったんだろうと考えてみました。

 

昔々は缶のまま飲んでいたし、注いでも大手ビールの6本パックに景品としてついているグラスを使っている程度でした。缶のまま飲まなくなったのは、大手ビールメーカーの工場見学での試飲の際、「ぜひグラスに注いで」という勧めと、注ぎ方についてのレクチャーがあったから、でしょうか。今はビール工場見学自体が少なくなってしまったのと、試飲会でもやっていませんが、以前はどこのメーカーの工場見学でもこのレクチャーがありました(主に三度注ぎのレクチャーでした)。

 

その後ビールにハマり始め、いろいろなビールを飲むようになり、ビールのスタイルに合うグラスとか、グラスの厚さや縁の角度による流量や舌の当たり場所によって味が変わる、など少しずつ知識が増えてくると、もうグラスは1,2種類だけでは足りません。
ビールスタイルに合ったグラスや、好きなブルワリーのグラスを集め始めて、洗浄用の専用スポンジ、グラスを拭くクロスなどにも手を出して今に至った、という感じです。

 

グラスは『沼』という人もいるほど、凝り始めるとキリがありません。ビールのスタイルに合わせた形、サイズだけでなく、材質、薄口など本当にいろいろなグラスがあることあること。こんなことやっているので家には食器棚に入りきらず箱にしまい込んだグラスが大量にあります。
それでもベルギービールのグラスには手を出さないでよかった、と思います。ベルギービールは必ずと言っていいほどそのビールごとの専用グラスがあるので、これに凝り始めると大変だっただろうなと思います。
ただ今でも6本パックの景品にグラスがついていたりすると手を出してしまいます。(近年ではキリン晴れ風についていたグラスが、350mlちょうど入る薄口グラスという景品とは思えないとても良いグラスで、愛用中です)

 

ビールをグラスに注いで飲む、ということのメリットは検索すると「香り」「色味」「泡」「温度」とかいろいろ理由が出てきます。そういう理由もあるのですが、私が一番と思う理由は「ビールを飲む気分が上がる」です。一応細かい理由を知っているからかもしれませんが、ビールを楽しく飲めるようにグラスに注いでいる気がします。
飲むビールのブルワリーのロゴが入ったグラスで、さらにビールのスタイルに合ったグラスだと最高ですし、普段よく飲む大手ビールでも夏場だったら取っ手がついたジョッキタイプのグイっと飲めるグラスにする、とか、「どれにしようかな」とグラスを選択するところから飲む気分が上がっていきます。
ビールは嗜好品なのでこのような『気分』が一番になるのがいいと思っています。

 

今回はグラスに対して思ったことを書かせていただきました。次回があれば、持っているグラスの話でも書こうかなと思います。
それではまた。